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坂口良子 急死 [エンタメ]

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坂口良子 急死。
「前略おふくろ様」「池中玄太80キロ」などに出演し、愛くるしい顔立ちと明るいキャラクターで人気を博した女優、坂口良子さんが27日に死去していたことが28日、分かった。57歳だった。昨年8月に10年以上事実婚状態だったプロゴルファー、尾崎健夫(59)と再婚したばかり。今月12日発売の女性週刊誌で消化器系の疾患による重病説が報じられた際、本人がブログで病状を説明していた。

 正統派美人の顔立ちに似合わない、とびっきり明るい演技で人気を誇った坂口さんが、57歳の若さで天国へ旅立った。複数の関係者の話を総合すると、27日に都内の病院で夫の尾崎健夫、長男(23)、長女のタレント、坂口杏里(22)に看取られたようだ。消化器系の疾患で亡くなったと思われる。

 坂口さんが病気を患っていたことは、12日発売の「週刊女性」で報じられていた。同誌によると、消化器系疾患で2011年夏ごろから通院し、先月末に入院。体重が10キロ以上も減り、痩せ細っていたという。 この報道に対し、坂口さん本人は12日付ブログで「私の体調につきましては、昨年、腸閉塞を患い、それとほぼ同時期にインフルエンザから肺炎になってしまったりと、体調を少し崩しておりました」と病気については認めていた。

 しかし、「現在は、栄養を補給するため、点滴などの治療をしながら、ゆっくりと静養しております。今後とも皆様に喜んで頂けるようなお仕事をして参る所存でございますので、応援よろしくお願いいたします」と絵文字入りの文章で続け、復帰への前向きな気持ちを示していた、これがファンへの最後のメッセージとなってしまった。

 坂口さんは16歳だった1972年にフジテレビ系「アイちゃんが行く!」で主演デビューし、ブレーク。「たんぽぽ」「池中玄太80キロ」などの名作ドラマで存在感を発揮した。2011年9月28日放送のTBS系「渡る世間は鬼ばかり 最終回スペシャル」では丹羽貞仁(43)、西原亜希(25)演じる長谷部兄妹の母親役を熱演。これが最後の女優姿になった。

08年には前夫との間にもうけた娘、杏里が芸能界デビューし、バラエティー番組でブレーク。さらに、1998年から交際を続けたジェットこと尾崎健夫と昨年8月10日に再婚。夫の故郷、徳島・海陽町で披露宴を開き、健夫と同じプロゴルファーのジャンボこと兄、将司(66)、
ジョーこと弟、直道(56)も出席していた。

 この様子は同日夜のTBS系「ぴったんこカン・カン」で放送され、夫妻がオープンカーに乗ってパレードし、町をあげて祝福される光景や、将司が感極まり嗚咽する姿は感動を呼んだ。

 昨年12月22日放送の大阪・関西テレビ「雨上がり食楽部」で杏里と母娘共演したのが、
最後のテレビ出演。幸せな人生を歩み始めた矢先の悲しい出来事となった。

坂口良子(さかぐち・りょうこ)
 1955年10月23日、北海道・余市町生まれ。東京・堀越高校卒。71年「ミス・セブンティーンコンテスト」で優勝し、芸能界入り。モデル、女優として活動し、72年のドラマ「アイちゃんが行く!」で主演デビュー。その後も「たんぽぽ」「前略おふくろ様」など人気ドラマに次々に出演した。私生活では86年に不動産会社社長と結婚し、1男1女をもうけたが、94年に離婚。2012年8月にプロゴルファーの尾崎健夫と結婚した。長女の坂口杏里はタレント。

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写真は若かりし頃の坂口さん。美しいですね。哀悼の意を表します。


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